はじめに。

 ドワノーおじさんの写真に初めて出会ったのは、高校3年生の時だった。
その時の衝撃は今でも忘れられない。それからというもの、彼の写真に今の今まで魅了され続けている。
そして、カツにカメラを持たせてくれたのも、このおじさんだ。それは間違いない。

 ずっとずっと『人』が撮れない自分がいた。シャッターを押せばもちろん撮れるわけなんだけど、
でも、こう、違和感があるような。『違うんだよなあ。』感があるような。その時にふっと思った。
『おじさん、どんな風に写真を撮っているんだろう??』
大学生の時、『ドワノーおじさんについて』卒業論文を書くことにした。フランス文学科だったのに(苦笑)。
最初、担当の教授が見つからなくて大変だったけど、一人の心優しい教授に拾われ、それを書くことができた。
でも、ここは論文の場じゃないし、もっと気楽に書こうと思います。
少し、あの頃よりも違う見方ができるようにもなっているし。

 ドワノーおじさん、本当にすごいおじさんなんです。
だから興味があったら是非、クリックしてみてください(苦笑)。
そして、いつかこれを読んでくれた人が『あ、このポストカード、おじさんのじゃん!』
なあんて思ってくれたら最高に嬉しいです。


     
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