Tanger(タンジェ) Nerjaからバスに乗り、3時間半。港町のAlgecirasに着く。ここからモロッコに行くフェリーが出ている。 Tangerに行くかCeutaに行くか。結局、マラケシュにも入りやすそうなTangerに決定。 フェリーに乗ること3時間。ジブラルタル海峡を渡ってとうとうアフリカ大陸に上陸した。 |
昨日の夜から、まきくんの低温やけどがひどい。 カツも先日の南仏で経験しているので、とてもよく分かる。 昨日の夜から薬を塗って、冷やしてはいるけど・・・・。 ひとまず、バスに乗り込みAlgecirasまで。 パスポート検査を受け、ギリギリでEuro Ferrysに乗って(23.5ユーロ) いざ、モロッコへ。デッキに出てみると一面、 ジブラルタル海峡の海!海!海! どんどんスペインが小さくなっていく。 朝はスペインにいたのに、18時にはすでにTangerに着いていた。 すごいな、本当に近いんだ。 そして。やりました。初のアフリカ大陸。 たった3時間なのに、気候も街の雰囲気も全く違う。 やっぱりヨーロッパ大陸とは違う。 ひとまずパスポート検査を本当に軽く受け、出発。 しかし、何処へ?(苦笑)。 ひとまず、ホテルを探すため、メディナ(旧市街)目指すも、 フェリー乗り場からそこまでの距離が掴めない。 そして、ほんの少し歩いただけなのに 一体何人の人に声をかけられただろう(苦笑)。 それは自称ガイドのみなさん。 まあ、『今、必要じゃない。』とちゃんと言うと 離れていってくれるからいいんだけど。 ひとまず警察の人に聞いてみる。警察の人ならまあ平気だろう。 『このホテルに行きたいんだけど・・。』この国、フランス語通じるから好き。 『それならタクシー乗った方がいいよ!』と親切に教えてくれる。 日曜日だったので、街の銀行はやっていないので、ここで換金。 『あと、換金したいんだけど。』 『それならここにあるよ!』とまた親切に教えてくれる。 モロッコ通貨はディラハム。これでひとまず、どうにかなるかな。 そうこうしていると、警察のおじさんはタクシーを捕まえていてくれていた。 親切・・・すぎ?? タクシーの運転手さんにひとまず、 メディナの入り口まで行ってもらうことにした。 さあ、ここから交渉人生開始です。 |
ジブラルタル海峡。 |
『いくら?』『1ユーロ』『いや、高いでしょ?もっとまけてよ。』 『無理だよ。』『じゃあ乗らない。』『じゃあ、6ディラハム。』『乗った!』 そんなです。 日本円で言うと100円?高い、60円にしてよ。そんなです。 よし!と思っていたら相手のが上手だった!!! ロータリーを出て、大きな道路に入って、そして止まる(苦笑)。え? 『着いたよ。』のコトバに唖然。 だって乗車時間10秒。ロータリー半周。 『Deja???(もう??)』二人とも出てきたコトバはこれ。 『はい、6ディラハムね。』 いやいや、おっさん、うけるから(苦笑)。 しかもあの警察のおっさんも・・・(苦笑)。 『あのホテルは最高だよ!』なあんて言ってたけど、 『歩けるよ!』って言ってほしかった・・・。 きてるな、モロッコ。のっけからオモロイ。 ひとまず、まきくんの低温やけどを休めるべく、ホテル探し! そのホテルの人に値段を聞く。『20ユーロ。』いや、有り得ません! グラナダと同じ値段なんて有り得ません!ということで却下。 まず、ユーロで言ってくるあたり、もうだめだ。 じゃあ、メディナの中で安宿を探そう。とメディナに入るや否や、 またも声の嵐。勝手に着いてきては、ホテルを勝手に紹介してくれる。 『もう、ホテル決めてるから。』といっても『そこに案内するよ。』と言う。 んでホテルの前に着くと『紹介料は?』という。もうぐちゃぐちゃ(苦笑)。 『だから、キミに払うお金はないよ。』というとさっさと消えていく。 すごい国だ、モロッコ。 ホテルのおじさんに話に価格を聞くと、 『まぁ、待ちなさい。値段はチェックアウトの時に。』 ・・・何?何?何次第で値段が決まるの?おっさんの機嫌?(苦笑)。 興味深いけど、ここはちゃんとしとかないとね。 一泊100ディラハム、1000円くらい。 一人500円か。相場。 ここに決定・・・と、先に部屋見せてもらわないと。 部屋を見ると普通。風呂とトイレはついてないけど、それは当たり前だ。 風呂も水しか出ないけど、それもこの国では当たり前。 やっと、これで、低温火傷のマキくんを休ませてあげられる。 何も言わなかったけど、辛かったろうな。よく頑張ったね、マキくん。 しかし、事件は突然また起こるのです・・・・。 |
ベットも普通。そして洗面台もついてる。 なかなか立派でしょ?? |
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